醸造英語_講師からのご挨拶

2024.10.30

醸造英語準備中_今回は講師からのご挨拶です！

こんにちは。醸造英語English for Brewersで講師を務める小宗睦美と申します。

私が英語を学ぶようになってすでに40年以上、英語・日本語の通訳を始めてからは20数年、英語の講師歴は10数年になります。

けれども語学習得に終わりはなく、母国語ではない英語はもちろん、日本語でも知らない表現に遭遇し続けています。

つい先日も海外のジャーナリストやシェフなどが参加する石川県をめぐる発酵ツアーに通訳として同行しましたが、自分が生まれ育った地域の発酵食品でないと知らないものも多く、説明にもひと苦労、特に「へしこ」や「ふぐの子」を説明するときは頭をフル回転させました。ただ、お客様に無事に伝わって「なるほど」という風に頷いてもらえたときの喜びはひとしおです。

あなたはなぜ英語が話したいのか？

今はアプリやＡＩも発達しているので、アプリを使えばちょっと変な翻訳が入ったり入力している間のもたつきさえ我慢すれば、

世界各国の様々な言語の方とコミュニケーションが図れるようになってきました。しかも無料で。

そんなご時世なのにこの教材を四苦八苦しながら開発している私たち、そしてそれを使って英語を学ぼうと検討されている皆さん。

私たちは「効率の悪い、時代遅れの人たち」なのでしょうか。そう思う人もいるかもしれません、そしてそう思う人は今後増えていくと思います。

けれども、本当の意味で視野を広げ、日本語を話さない国の人たちと出会ってつながり、関係を築いていくためには、片言でも、単語を並べるだけでもよいので、自分で言葉を発するところからしか始まらないと私たちは考えるのです。

ひょっとすると、皆さんも多少なりとも同じことを感じていらっしゃるからこそ、この教材に興味を持って下さっているのではないでしょうか。

残念ながら英会話習得に近道はない

なかには、興味は持ったものの、オンライン学習なんて続けられるのか、本当に喋れるようになるのかと不安な気持ちをお持ちの方もいらっしゃると思います。（多くの皆さんはそうなのではないでしょうか）。

語学習得は本当に険しい道のりであることを日々ヒシヒシと感じている私が断言します。

大変残念なことですが、「地道な努力なしに英語を話せるようになることなどありません」

私は日本生まれで日本育ち、海外で過ごしたのは一年のみ。しかも30歳になってから。そんな私ですから、日本人の英語学習者が一番していないのは「英語を口に出すこと」と、実感しています。子供が言葉を覚える過程を考えてみて下さい。まずは周りの人が話す単語や表現をじっと聞いて、そして自分もマネして言ってみる、そんな繰り返しではないでしょうか？　この繰り返しで使える表現がドンドン増えていくのです。

この動画では、教材の文法レベルはシンプルに中学英語習得レベル程度に設定しています。ただし、教材に登場する単語は発酵に関わる専門用語もあり、文章を見たときに「難しい」と感じられるかもしれません。また、中学レベルと言っても慣れない人には文法は難しく感じて、途中で「もうイヤだ！」と叫びたくなってしまうかもしれません。

ただ、動画を開発した私たちとしては、細かいルールはいったん横に置いて、英語を何度も聞き、覚えた単語や表現をこちらも何度も口に出す、その作業をまずはやりましょう！と申し上げたいのです。

１年後にネイティブを目の前にしてひたすらインプットしたことを活かして会話しているご自身の姿を思い浮かべて挑戦してみて下さい。

伝わって嬉しい、気に入って商品を買ってくれた、蔵見学がうまく進み喜んで帰国してくれた、ワークショップを楽しんでくれた、そんな成功体験を重ねていけば英語学習も次第に苦ではなくなっていくはずです。

そして私たちも、皆さんがどこで挫折しそうになるか、どうしたらモチベーションが上がるのか、FBのコミュニティでのやり取りを通じて一緒に考え、継続し続けられるように伴走していきます。ご希望の方にはグループワーク、文法やネイティブとの英会話レッスン等のオプションを充実させていく計画もありますよ！

学習の概要はこちらからダウンロードいただけます。

https://jp-atelierdekoji.com/jetb/wp-content/uploads/2024/10/a70ef537f352a1137fd75b192a3460a3.pdf

ご興味を持ってくださった方は是非こちらにご登録をお願いします！

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