パリの小売店で愛おしい木桶醤油達の試食販売会
木桶醤油の試食販売会@iRRASHAi Paris
昨日はパリの小売店iRRASSHAiさんでお取扱い頂いている愛おしい木桶醤油達の試食販売会をさせていただきました。制服化してるいつもの木桶職人復活パーカ&タガイヤリングで挑む
何度も行ったことのあるお店とはいえ、イベントは初めての事だったし、どんな客層なのか、果たしてお客さんは話を聞いてくれるのか。。。朝起きてから出発までかなり億劫になってしまったけど(というか毎回イベントの朝の日は一旦自信がどーんと落ちてちょっと登校拒否みたいになるんだけど)結果はとても楽しくめちゃめちゃ勉強になった濃い時間となりました。(そしてこれも毎回の事 )
日本でも自社製品の店頭販売やマルシェを何年もやってきたけど、まずフランス人は皆優しく(一人の人間としてリスペクトをもって受け答えしてくれる)、お店が日本食材店ということもあり、多くの方がとても興味をもってくださりました。お客様は皆、話をしっかり聞いて質問して味わって、試食と説明のサービスにしっかり感謝してそして買って行ってくださり、定期的に伺いたいくらいとてもやりがいがありました。
醤油の食べ比べ
ご紹介したのは、お店セレクトの5種の醤油の食べ比べ、それから燻製醤油、そしてちょっと変わったもこもこ醤油。
私が話した内容は、材料や木桶醤油の作られ方、それぞれの醤油の特徴と何に合うかなどの話、もちろんワインのペアリングの話はとても刺さっていました。
凝縮バージョンではありながら全部話を聞きたい人が殆どだったから、数時間で50~60本ノック位は軽くやった気が。そして、100mlで一本1400円位するボトルを3本買っていく人などもぞくぞくと。若い人もそれなりのお年の人もまんべんなくいたけど、若い人でも食には特にストーリー性もありクオリティーが高いものにはきちんとお金かける人が多いイメージでした。これはきちんと説明すればちゃんと売れるな。。。とマーケットに対して手ごたえを感じました。
日本食ブーム
今日本食はフランスで本当にブームで、YOUTUBE等見て作りたくなって買いに来たという人が沢山いました。正解が分からないままとりあえずチャレンジしてる感じ。店に立ってた私に答えをもとめてきた人も何人かいました。喜んで味噌汁作りを教えてあげましたとも。
なかには、昆布で出汁を出すと聞いたからこれでやったけど上手く行かなかったけど何故だか教えろと言われて手元をみたらとろろ昆布だったりした強者も ほんとに可愛いチャレンジャーが沢山。春から引っ越す予定の家のアトリエでやるワークショップで伝えたいネタのインスピレーション沢山溜まってきました。