免疫力を高める為に少しずつ出来る事
免疫力を高める為に意識したい事
新型コロナウイルスの影響で如何に体に菌がはいってこないようにするか、どうやって除菌が出来るかの話題で巷はもちきりです。
私も昨日は少し遠出をしたので、電車での移動が気になり手ピカジェルなどを求めて幾つかドラッグストアをめぐりましたが手に入らなく終わってしまいました。
ここまでは多分多くの方が経験されていること。ここからもう一つ踏み込んで、見えない菌が体に入ってきたときに、自分の体の中の見えない菌に対抗してもらう準備を進めてみませんか?
細胞は100日で生まれ変わる
細胞は毎日生まれ変わっています。新陳代謝は体の部位によってスピードが違うものの、100~120日程で行われるとのこと。つまり何を食べたかによって私たちの体は100日後位から変化が出てくるのです。今から夏にかけてしっかり体の基礎を作って、秋・冬に備えていけば来年の今頃は今に比べて健康状態が良くなっていて菌に打ち勝つ体力がついているはず。その為には毎日口にする食事は、単に食欲を満たすものでなく、きちんと意識して選んでいきたいものです。
私は自然な発酵調味料の素晴らしさを伝える為に起業をして調味料を企画・販売していますが、食品業界では経験が浅いド素人です。しかし、だからこそ起業して10カ月たった今、食品業界で当たり前に行われてることで気が付いたことが多いのでそのうちのいくつかをここにシェアさせていただきます。
保存料について
保存料のメリットは食品の腐敗、変色や味の変化を引き起こす原因になる微生物の増殖を抑えるもの。コンビニやスーパー・デパートの総菜には必ず使用されていますし、一般に売られている多くの食品に使用されています。保存料があるお陰で食中毒を気にせずに食事をすることが出来るのです。
製造側にもメリットはあります。製造は大量生産すればするほど単価が安くなります。アトリエドゥコージの甘酒ケチャップは。保存料を入れない事により現時点で6か月しか保存が効かないので大量に作れないのですがこれが1年もつのであれば倍の生産が出来、単価も安くなります。2年であればさらなる単価引き下げが可能になります。又、保存料を入れる事で日数がかかる外国等の遠方への配送も可能になります。
保存料はどのように私たちの体に影響をするのか?ですが微生物の増殖を抑えるという事は結局私たちの善玉菌を増やすことを妨げることにも繋がってしまうのです。悪い菌が増えない代わりに整腸作用に役立つ良い菌を増やすことも止めてしまっては免疫力がつく事を妨げてしまう事にも繋がります。保存料と一言で言ってもソルビン酸、プロピオン酸、安息香酸など用途により使い分けられますし、毎日摂取しても健康に影響がないと言えど、どの組み合わせがどう体に影響してくるか等は計り知れないものがあります。難しいのは保存料無添加といっても日持ち向上剤というように呼び名を変えて潜んでいることもあるというから驚きです。
何となく保存が長く効くものを選んでしまっていませんか?毎日使う必要なものだけを買えば、必要以上に保存が長く効くものを選ぶ必要はないのです。
さらに、その日常食材を買うときどんなものを選んだら良いか分からないときは信頼のおけるメーカーやスーパーがセレクトしたものを買う事が好ましいですね。
添加物について
添加物は何故使われるか?味や香りを良くする為、色や見栄えを良くする為、食感を良くする為、と色々ありますね。添加物と一言で言っても、昔から使われている豆腐を作るときのにがりであったり、着色に使うようなシソの葉のような「天然」添加物もあれば、体が分解できない石油から作られているような「合成」添加物があります。
合成添加物の中には発がん性があるもの、心筋梗塞や脳卒中のリスクなど人体に影響を与えるものが多く存在するのにも関わらず法律内で巧妙に隠して売上を上げようと確保するメーカーも少なくありません。作り手の目指すところが、新しいもので人を驚かしたい、話題にしたい、見た目で印象付けたい、リピートしてほしい、売上に繋げたいというところであれば消費者の健康は二の次になってしまいますから。
添加物の人体の影響ですが発がん性と聞いても直近では関係が無いような気がしてしまいますが、毎日の添加物の摂取が続くことで腸内細菌の成長や増殖を阻害したり代謝や免疫応答にも影響を与えていることが研究で分かってきているようです。保存料や添加物は体には必要ない物なので外に出されるはずなのですが、腸内環境が弱っていると体にたまってしまい様々な病気を引き起こすようです。
食だけに限らない事ですが、日本ならではの新しい発想を生かした新商品はエンターテインメント性があり、人々をあっと驚かせ、楽しませてくれます。これが無いと日本の食文化はとても味気のないものになってしまいます。だからこそ体を作るための毎日の食事と、エンターテインメントとして楽しむ食事というようにきちんと頭の中で線引きをしてバランスをもって生活に取り入れることを提案します。
食品表示をきちんと見て正しく選ぼう
では、通常の食事とエンターテインメントの食事をどのように分けるか?が課題になりますね。
私の場合はとてもシンプルですのでご参考までに。
毎日の食事は、原材料をきちんと見て余計なものが入っていない調味料を買いそろえます。
そして手持ちの安心できる調味料を数々組み合わせて洋食・中華・日本食を作るのが日課になっています。
その日の食べたいものを作りたい派なので食事の作り置きは基本しないのですが、調味料の作り置きだけは昔から好きでした。平日は残業100時間越えの熱血サラリーマン時代も自炊だけはよっぽど体調がわるくなければちゃっちゃか作っていました。食べることのプライオリティーが生活の中で人3倍高い証拠です。私の母がそうしてくれたように家族への愛情表現はずっと食事を通して行っています。大雑把でスピードが勝負、感覚に頼っているので二度と同じ味にならない食事がママの味。これで子供たちはすくすく育っています。
腸内環境改善のためにはまずは簡単なものから自炊を心掛けましょう。そして自炊をするときに選ぶ調味料は余計なものが入っていないものを極力選びましょう。それが難しかったら、食材を買うときに食品表示を見て、添加物が少ないものを選びましょう。表紙に「無添加」「天然」と書いてあっても後を見ると全くそうではないものがあることにも気づき始めると思います。パッケージの裏の食品表示の癖をつけるのが大事です。カタカナが並んでいてわからなくても沢山見ているとだんだん目についてくるものがあります。その役割を少しずつ知って、自分にとって何が大事か考えるところから始める事をお勧めします。
又、スラッシュルールを知っておくのも有益です。
原材料の中で、添加物は「スラッシュ / 」以降で記されることが義務付けられています。写真が一例ですが、このトマト加工品は添加物にクエン酸が入っていることが分かります。(中には守っていないところもあるので要注意ですが!)スラッシュ/以降に書いてある添加物が多いモノは極力避けるというところからまずはゆるく初めても良いかもしれません。
出来合いのお惣菜には添加物が20-30種類入っているといわれます。それを意識しながら普段使いとご褒美と分けて上手く生活に取り入れられると良いですね。
我が家のご褒美の食事は。。。上以外のもの。
正直自分で作らなくてよくなった時点でご褒美感はありますが(笑。
主人が作ってくれる食事は添加物は入っていない代わりにクリームやバターが多いフランス料理なのでカロリー高いのですが、我が家ではこれが家庭のご褒美メニューです!
写真は主人お得意のタルティフレット。お芋にルブローションチーズとサワークリームがのった冬の絶品です。
今後、調味料の選び方については又別途ブログやワークショップでお伝えしていくつもりです!
麹をもっと洋食に|Atelier de Koji by CAMOSSONS
麹を使った日本の伝統発酵調味料を洋食文化に広げたい思いで【Atelier de Koji(アトリエ ドゥ コウジ)】が生まれました。発酵マイスター・プロフェッショナル・上級麹士の資格を持つオーナーが、無添加でうまみのある調味料を洋食に使えるようアレンジをし甘酒ケチャップをはじめ様々にご提案致します。ワークショップやポップアップなども不定期で行っております。
屋号 | 株式会社CAMOSSONS (カモソン) |
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代表者名 | オレガン 愛美 (まなみ) |
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