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長野の甘酒ケチャップ工場訪問

長野の甘酒ケチャップ工場に行ってまいりました

 

 

今日は甘酒ケチャップの製造立ち合いに、いそいそと初夏のすがすがしい長野へ出向いてまいりました。

 

お世話になっている株式会社信州自然王国のある飯田市は東京からの交通の便があまりよくなく、ドアトゥードアで5時間半くらいかかる道のりになるのと、コロナの事もあり東京からずっと行くのを躊躇していたのですが、今回は相談したい新商品の開発の話もあったので思い切ってお願いをしたところ快くお引き受け頂き、お邪魔をさせていただきました。

 

のどかなあぜ道を通ると工場が見えてきます。

 

同社は「一貫した環境に負荷をかけない姿勢・日常」を生産実践する「環境栽培」という考えを謳ってらっしゃり、商品は勿論の事、周りを取り巻く環境にも注意を払い運営をされています。創業時より一切の添加物を使わないこと(キャリーオーバーを含む)を誇りとしている製造者さんです。

 

さて、今回の甘酒ケチャップの製造は定番クラシックでした。衛生管理はばっちりで良ーいドン。私も帽子をかぶり、洋服のごみをとって工場に忍び込みました。

 

ご担当の女性は可愛らしい30代前半位の方かしら。いつも甘酒ケチャップの製造の担当をしてくださっているとのことです。女性らしい味わいはこういうところでも出るのかしらと妙に納得。なれた手つきで着々と製造が始まります。

 

 

 

 

先ずは原料を大きなおかまに入れていきます。今日の仕込みは30L 。

白いのが甘酒です。やたらテンションがあがります。

 

 

暫く煮込んでいきます。しばらくして沸騰が進むと、工場中がスパイスとハーブのなんとも言えないいい匂いに包まれました。

(同時に横では美味しそうないちごジャムの生産が始まり、美味しそうな匂いのせめぎあいでした(笑))

 

 

 

お姉さんが手作業で充填です。まさか全部手作業だったとは、びっくり。昔は大きな設備も使い、大きなロットをもっとやっていたようですが、今は小規模の拘りレシピをもつ方々に寄り添う仕事が多く手作業で出来ることを行っているようです。

 

熱いうちに手際よくちゃっちゃと瓶に埋めていき、重さもきちんとチェックします。これが、ほんっとに凄いの、一滴も落とさないし、瓶の周りにも決して漏らさない正確さ。私が横でじーっと見ててとてもやりづらいだろうなと思ったのに全くぶれない彼女、素晴らしかった。一連の作業が終わった後感動してたら「慣れですね~」と笑っていうけれど、右のピッチャーはかなり重いはず。これを150本、休憩無で手作業充填。華奢に見えるエプロンの下の右腕の筋肉は実はもっりもりに違いない。

 

 

熱いうちに3人がかりでちゃっちゃか瓶に蓋が締められてていきます。ちょっと触ったらかなり熱かった。

私も手伝いたかったけどそんな訳にいかず横でじーっと見守る。

 

 

保存料を使用しないことをモットーとし、この機械に入れ、90℃30分以上の加熱殺菌を行っていきます。

 

30分待つのは流石に長かったので、ここで失礼しましたが、この後右の流しで冷やす作業があり、最終的にラベル張りの作業があり、梱包がなされて、千代田区の事務所に入荷がされるのです。

 

いやぁ~、昔から工場見学は好きだったけど、自分がキッチンで作っていた商品が他人様の手により量産されるということがなんともありがたく、感謝いっぱいの立ち合いとなりました。同時にこうして頑張って作ってくださっているのですからコロナだし~とか営業苦手~なんて嘆いてないで頑張ってご紹介していかないと!と又強く感じた一日となりました。

 

新商品秋に向けて開発中です。

 

そしてその後はお待ちかねの新商品の打合せ。自分がキッチンで作ってこれは美味しい!商品化したい!と幾ら思っても、

 

まず、再現が可能か?

保存料無で保存がきくか?

これらがクリアできても、原材料にこだわりすぎて見積が高くなりすぎないか?

そもそもニーズはありそうか?

 

そんなこんなを試行錯誤してようやく商品化となるので、工場との話し合いは常にドキドキします。原料を決める打合せでは、大事にしている事が一緒なので、新しい商品の開発も、言わずともこちらの要望を汲んでくれて、まずは渡したレシピとサンプルを基に試作を作ってくださるとのこと。やったー!まずは一歩クリア。

 

本当に商品化にたどり着くかはまだわかりませんが、こちらもとても楽しみにしています。秋に出展するイベントに間に合うとよいなぁ。

又ご報告します!

 

 

二代目の社長:花岡さんと工場の敷地でパチリ。

 

大手の高級スーパーに向けた拘りの商品開発がお得意の信州自然王国さんですが、商品ラインアップのアイディアはお料理好きの社長がキッチンで開発するところから始まっているようです。この日通していただいた会議室には過去に開発した商品の数々の歴代サンプルがずらっと並んでいて、調味料好きな私は片っ端から試してみたくなる衝動に駆られてしまいました。

 

「食」とは美味しくかつ安全であること、ごまかしのない食品が楽しい食卓を演出する手抜きをしない生産ポリシーを貫きます!とのことです。

 

自分と大切な家族、そしてアトリエドゥコージを信頼して選んでくださるお客様にご提供する商品の製造として安心して任せられる、その一言です。

 

 

あなたの蔵の甘酒で甘酒ケチャップ作りませんか?

と、ここまで書いていきなり宣伝とは驚き!ですよね。

 

はい、私もびっくり。

ここまで書いてついでに宣伝しちゃおうとスイッチが入りました(笑)。

 

折角なので少し見てってくださいませ。

 

私は2年前に発酵の素晴らしさを伝える一つの手段としてオリジナルのブランド,アトリエドゥコージを持ちましたが、実はこのブランドが広がる事が一番の目的ではありません。私は甘酒が大好きすぎて起業をしてオリジナルレシピで甘酒ケチャップ3種を展開していますが、自分でいうのもなんですが、本当に美味しいし兎に角体に良く良い事ばかり。これはここだけにとどめておくのは本当にもったいない。

 

もしこれを読んでくださっている皆様が甘酒の製造者の方で、オリジナルのケチャップを作りたい方がいらっしゃったら是非ご相談くださいませ。過去にも他社様の甘麹ケチャップを手掛けた経験がございますが、信州自然王国から今後もOEM対応に全面的に協力をしてくださるとのことですので、既存のレシピをお好みなものに変えつつOEMの対応が出来るということをここでお伝えしてしまいます。勿論ケチャップじゃない他の調味料も対応できます。

 

レシピ開発が得意な弊社と安心して製造が任せられる工場が組んで素敵な商品を企画いたします!

 

まずはお気軽にお問い合わせください!

info@camossons.com 

 

 

 

 

 

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