奈良の醤油蔵・井上本店さんをご訪問
株式会社井上本店さんをご訪問してきました
GWの初日から関西に来ております。
一日目は奈良から一駅行ったところにある醤油蔵 株式会社井上本店さんにお邪魔しました。
蔵に訪れる外国のお客様に英語でどのようにご対応すれば良いのかという部分で、受け入れから送りだすまでの一通りの流れをやってみるというお取り組みをご一緒させていただきました。お客様にお伝えしたい内容を事前に翻訳したものをお渡ししていたのですが、お忙しいなか蔵の方が家族ぐるみでそれぞれの箇所をパートわけして練習していてくださって、各々言いやすいように工夫してあったり、翻訳文に関する質問もしてくださったりで事前準備が万端で感動したと同時に海外にどんどん広めたいという皆さまの熱意が伝わってきました。
英語で説明する練習をしながら、蔵の皆さまから代わるがわる蔵の説明を聞かせていただくというなんとも贅沢な時間を過ごさせていただき、気がついたら5時間程みっちり蔵の紹介をどうするかという話で盛り上がっておりました。
井上本店さんの歴史
井上本店さんの歴史は元治元年(1864年)創業ととても長いものですが、驚くのがその品数。濃口(コンクリートタンク仕込みと木桶)薄口、再仕込醤油、味噌(赤と白)と甘酒、塩麹、出汁、それから米麹から奈良に伝わる古代ひしお。。。どれも品質に妥協はありません。最近入社したご長男の井上さんご自身もその数に驚いたそうです。
商品の美味しさや品質は間違いないのですが、私が感銘を受けたのは産業廃棄物になってしまうこともあるお醤油から抜いた油も生産中に燃料として再利用をしてらっしゃったり、醤油粕でさえも地域の有機農家に譲って堆肥や家畜の肥料にされているということです。
翻訳しているときにイメージがわかなかったものを実際に見るとなかなか違うイメージのものもあって勉強になりました。例えば諸味を絞った時使う『垂れ壺』という名前の場所。訪問前に”Dripping bottle”と訳したけれど現物を見たら??となる。蔵の方でもいや、そもそもこの名前って『垂れ壺』って呼んでたけどそれでいいの?みたいになって(笑。
訳すときも現物を見たことがないとなかなか正確に訳せないものですね…。もっと蔵を回る口実ができました。
そんなご家族のやりとりも本当に明るくて暖かく、お醤油の美味しさの理由の一つだなーと幸せな気持ちになりました。
井上本店の皆さまの美味しいお醤油と熱意はきっと海外の方にも伝わると思います。
井上本店イゲタ醤油の素敵な動画もあるのでぜひご覧ください。
麹をもっと洋食に|Atelier de Koji by CAMOSSONS
麹を使った日本の伝統発酵調味料を洋食文化に広げたい思いで【Atelier de Koji(アトリエ ドゥ コウジ)】が生まれました。発酵マイスター・プロフェッショナル・上級麹士の資格を持つオーナーが、無添加でうまみのある調味料を洋食に使えるようアレンジをし甘酒ケチャップをはじめ様々にご提案致します。ワークショップやポップアップなども不定期で行っております。
屋号 | 株式会社CAMOSSONS (カモソン) |
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住所 | 〒102-0084 東京都千代田区二番町1-2 |
営業時間 | 10時~18時 定休日:土日祝 |
代表者名 | オレガン 愛美 (まなみ) |
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